池袋暴走事故に判決

概要などはニュースサイトなどを見た方が良いと思います。

なんか急に真面目な記事ですみません。

自分にしては珍しく最初から最後まで注視して追っていた事件でした。
関係があった訳ではないのですが、車の運転について、そして人の在り方について
物凄く考えさせられる事件でした。

・車は凶器である

教習所に行けば必ず習う言葉です。巨大な鉄の塊を何十キロものスピードで動かしている訳ですから
それをよく年頭において運転しましょう。と習います。
しかしその時は真面目に運転していても慣れてくるにつれ、
片手運転したり、脇見運転したりするようになります。今ではスマホを見ながら運転する人もしばしば
これが人の慣れというやつなのか、と考えさせられました。
また年齢も重ねる上で注意力も散漫になってきます。
これは老いなのでどうしようもなく
「まだまだ自分は若い」とか
「気を付けているから大丈夫」とか
全く関係ないんだな、と感じました。

車が必須な地域はどうするんだ…!

という意見もあるかと思いますが
今回起こった場所が池袋ということもあり、その問題については一旦置かせてください。

・自覚することが大事

何度も人生の中で自問自答する時があります。
自分は今何が出来るのか、どのくらいの能力なのか。
それは人に迷惑をかけていないか、自分だけの問題か。
他人だけの問題か、まわりまわって自分のしたことが何かのトラブルになっていないか。
常にどこかで客観視することが大事である、と何度も言い聞かせてきたつもりですが
それも老いと共に段々薄れてきてしまうものなのか。
今一度自分に問うてみたいです。

その上で今回被告の態度を最初から最後まで注視してみていました。

人はこのような事件に直面した時にどのような行動、考えを持つようになるのか。
何を考えるようになるのか。

度重なる証拠、証言など様々出てきましたが、無罪主張の意見は変わらず、そのまま実刑判決が出ました。

裁判の戦法として無罪主張を貫く、というのはわからなくはないのですが
「自分が犯した罪に向き合わない」というのは端から見るとこのように映るのか…と
これもまた考えさせられました。
向き合わないことでご遺族はどう思うのか、また自分の家族はどのように思うのか
それは大人としてどうなのか、もし自分が同じ境遇になったときは…

本当に色々考えさせられる裁判でした。

そして今日から14日間、被告人は控訴が出来るらしいです。
今回の判決を不服として控訴するのか、そのまま実刑を受けるのか。

それによって自分が学ばなければいけないことは何かを今後も真剣に考えたいです。

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