正しく学ぶクリエイティブ「この絵柄に似せて」は仕様書無きプロジェクト

個人事業主

こんにちは、ポルリンです。

自分は既に個人でコンテンツを持っている身なので他社のお伺いを立てて
「あれは言わないでおこう…」
「これは言わないでおこう…」
ということをやめました。
どうしても企業から声をかけてもらいたいときは

「自分は従順な人間です!言うこと何でも聞きます!」

というアピールが必要と、勝手に思ってました。
しかしそれでは自分を〇すどころか、
それ以降に続くクリエイターにも悪影響を与えてしまうと知りましたので、
ここはおかしい!


という事をはっきり言っていこうと思います。
クリエイターの方はここを見て自己防衛と共に、
そのような依頼をするクライアントに気を付けて下さい!

わかりやすいように例えから入ります。こちらをご覧ください。

カレーじゃねーか!飯テロかよ!
フォロー外します。

お待ちください!これが重要なのです!
「このカレーを作ってみて下さい」
と言われた時に料理を作ったことがある人ならカレーは作れるかもしれません。
今はレシピもたくさん公開されているので知らなくても作れる人は多いかもしれません。
しかし完成したカレーをクライアントに提出したとします。

「味が違います。リテイクお願いします」

と言われるとしましょう。そしたらあなたは言うはずです。
「レシピはなんですか?」
再現性のあるものをつくらせるのであればレシピを求めるのは当然です。
マックでアルバイトに入った時にハンバーガーを作れと言われたら
当然仕様書というレシピが配られ、誰が作っても
マックのハンバーガーになるようにします。
「見て作れ」というのが
どれだけ効率が悪いかは散々検証されてきました。
だからこそ「レシピ」「技術書」というのは重宝されてきたのです。

マック食べたくなってきたな

次にこちらをご覧ください。

この画像を用意され
「この絵柄を真似て下さい」
と言われたことがあるクリエイターの方
たくさん居るんじゃないでしょうか?
もしくは絵の練習に
「模写をしてみたら?」
と言われたことがある人
たくさん居るんじゃないでしょうか。

ではこの絵柄を似せるために一番最初に聞くべき人物は誰でしょう。
著者本人です。
上記のレシピと同じように絵にもレシピがあります。普段は気付いていないだけです。
では著者はちょっと忙しい時…次に聞くべき人は誰でしょう?
絵が上手い人です。
料理と同じように上手い人に聞けば似たレシピを出してくれるかもしれません。
間違っても
食べる人には聞きません。
しかしこの
食べる人が料理の指示を出しているのがクリエイティブの世界
なのです!
編集作業と資金を集める作業と絵の製造作業は全く違います。
でもこのクリエイティブ業界では絵師が一番立場が低いので
「この絵と似せて」
と言われたらやるしかないのです。

もし逆をしたとしましょう。
資金繰りをしている人に絵師が
「もっと制作費上げて」
と言ったとします。そしたらコスト、研究費、人件費など細かな資料を出して
「これだけかかってるんだ!簡単に上げられるか!」
と説明するでしょう。
しかし
「この絵と似せて」
に対して
詳しい説明・レシピを
受けとったことがある人は居ますか?
本人に聞いたことがある人は居ますか?


絵は何枚見ても上手くはなりませんし描き方を理解する訳もありません。

カレーを何十年食べ続けても
カレーを作ったことが無い人は作れません!

でもカレーを作ったことが無い人がカレーを作れと指示するのがこの業界です。

おわかりいただけましたでしょうか。
今ご自身がやられている作業に対して
「なんだかめちゃくちゃにリテイクが多い…」
というのは再現性のある絵のレシピをクライアント側が持っていないためです。
間違っても人気のある絵の著者に直接話を聞きに行って
「あなたの絵は人気があるので真似をしたい、
描き方をご教授いただいても良いだろうか」
なんて聞きません。それが無くても描くのがクリエイターの仕事だと思っているし
人気の絵柄の著者にお金を払って描き方を聞く
なんてこともしません。だって
絵柄はその辺に落ちてるもの
という認識があるからです。お金を払うなんてもったいない!

クリエイターを使う側がこの認識を改めない限り
日本のクリエイターは使いつぶされて終わりです。

また個人事業主である以上このような企業から身を守らねばならないのも
クリエイターの大変なところです。

この記事が少しでもクリエイターのお役に立てれば幸いです!

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