その契約ちょっと待った!個人事業主が知っておきたい契約の基本・著作権買取編

個人事業主

はいどーもー、ポルリンです!
みんなばんばん契約してるー?契約リテラシー上げてこうぜー!

そんな訳で急遽はじまりました
個人事業主が知っておきたい契約の基本!
ということで企業が事前にあまり教えてくれないであろう点、注意したい点をまとめていこうと思います。

皆さんは企業に正社員として働いていたことはありますか?
いやすみません!ディスってるとかではないですよ!
企業に所属するとお給料がもらえます、これも当たり前ですよね。
手取りは今や減り続けてるというではありませんか…それ、何が引かれているか給与明細見たことありますか?
社員の人は見たことあるかもしれませんが個人事業主の人は見たこと無い人もいるかもしれません。
従業員を雇用する際には社会保険に加入します。

社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称です。

なんか知らん名前出てきた!保険なんて入った覚えないよ!?

これ大体が説明もされずに働いてる人いそうですよね!
それもそのはず、これらは給与から天引きされた上で振り込まれます!

それぞれの保険の詳細は別の機会にやるとして、簡単に言うと企業が別で支払ってくれている
もしくは支払っちゃってるので、バイトなどよりは恩恵は大きいはずなのです。時給がめたくそ高いバイトと比べたら違うかもしれませんが…!

おいおい「著作権買取」って単語いつ出てくんだよ!とお思いのあなた!
頭がいい!すみません!少しお待ちください!

そして会社では消耗品を請け負ってくれますね、パソコンなどの開発に必要なものは揃えてくれます。
自費でやってる人は…たまにいそうですが…!
つまり企業に所属する場合は色々おんぶしてくれるんです。
そしてここで出てきます著作権買取!企業で開発を行う場合は上記を全て請け負ったりするので
会社内で発明したもの、つくったものは会社に帰属する、という場合がほとんどです。
クリエイティブな会社に所属している人は最初のこの契約書にサインをさせられると思います。

おいおい「著作権買取」は出てきたけど「個人事業主」はいつ出てくんだよ!
とお思いのあなた!頭がいい!すみません!今出ます!

そして個人事業主!(はい出た!)
個人事業主は上記の税金などは自己負担です。
消耗品は自分でそろえなければいけない、パソコンが壊れたら買い替えです!
国民年金、国民健康保険、住民税などなどが実費です。

だからこそ

個人で作ったものには著作権が発生し
それはあなたのもの!

という訳です。細かいこと言うと源泉徴収税というのもあり、更に取られる場合が…
これはまた置いておきましょう。

つまり何が言いたいかと言うと

個人に対して著作権買取を行う場合の料金には注意が必要!

ということです。
個人契約の場合、企業は個人を守ってくれません。従業員ではないので義務はないのです。
保険料も払いませんしパソコン代も開発研究費も払いません!
だからこそ著作権買取は
割☆高

となるのです。
ここまでいいでしょうか!

例えばあなたの時給を1000円で計算するとしましょう。
コンビニでバイトしてる時にレジが壊れた!
会社がレジを修理してくれたよ!君の時給はそのままだ!やったね!

これが個人事業主でおきた場合。
パソコンが壊れた!新しいパソコンに10万円必要だったよ…!
100時間分のバイト料が無くなっちゃった!

と、こうなる訳です。
これだけでもおわかりですね。個人事業主と契約をする場合、普通の時給で換算してはいけないのです。今はパソコンがあるからいいけれど、消費してる電気は?通信料は?仕事に必要なものはどこから出てるんでしょうか!?
そう!時給から出さねばなりません!

それを理解した上で料金交渉を行いましょう。
現実から目を背けてはいけません。
「今開発費がかつかつでこれしか出せなくて…」
というところは遅かれ早かれ破綻します。
「じゃあ何かイレギュラーが起きたら破綻するんですね」
と言って止めましょう!

値段交渉の時は強気でいかねばなりません。後で給与が上がるなんてのは
個人契約ではそうそうありえません。最初が肝心なんです!

基本の基、でしたがこれは経営者も個人もこれを忘れがちなので
注意しましょう!

ではまた!!

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