「就活生が異世界で魔王をやってみた」クラウドファンディングの真実

個人事業主



2021年11月10日
ソラジマ側からの提案

「和解に合意していただく必要はありませんが
弊社としては実施すべき処置だと思いますので以下を実施予定です。

・タペストリーリターン購入者(その他、クレームが来ている方でご教示頂ける方)への謝罪および返金
・魔王が異世界で就活生をやってみたYouTubeチャンネルでの終了の告知

告知内容は和解書に記載の通りです。

原作者さまの確認が必要あればご返信ください。
11/30までに回答なければ実施させて頂きます。

また、原作者さまに対して直接の謝罪の機会も頂きたい旨、再三ではございますがお伝えさせて頂きます。」

と言う内容が届きましたがここでも
上記にあった提案の告知などは現在まで行われることがありませんでした。

そしてわたくしが求めているのは、

一貫して支援者及びユーザーに真実を伝えることです。

なのでこちらに対しては

「真実と異なる点があった場合はこちらで訂正いたします。」

と送りました。



ですが、その後
投稿マンガの反響があり、リターンの皿、Tシャツ、マグカップ、DVDのジャケット表紙なども
著作者への確認がなくキャラクターを使用し製造・発送されていることが判明しました。

これはユーザーからわたくしへお伝えいただいたものです。



2022年2月
こちらが内容証明を送ってから約9か月

ソラジマ側の弁護士さんから電子内容証明が送られてきました。
内容は画像の後に説明します。






真実と異なる点が多すぎます。
要点を証拠と共にみていきます。

要約すると
「返礼品を誤解して著者に確認せず製作・配送しました。タペストリーについてはRTキャンペーンを承諾した時にクラウドファンディングの方も返礼品の許可を得たと誤認しておりました。しかしその後ポルリン氏はデータの送付を断りました。以前の会社名でユーザーには説明し、今後はこの件についてお互いに触れないようにしましょう。以前に投稿した記事は削除してください。」
です。

このように主張されていたので証拠を元に真実と異なる5点をご説明いたします。

事実と異なる点1:わたくしの名前が間違っています
事前のやりとりでは『就活生が異世界で魔王をやってみた』のタイトルさえ間違っていることもありました。

事実と異なる点2:従前より作成し、販売していた本著作物の登場人物の描かれたタペストリー
わたくしが作って販売した事実はございません。販売履歴もありません。

RTキャンペーンの時にわたくしが提案した内容です。ここにも販売するとは書かれておりませんし
販売した事実はありません。

事実と異なる点3:「プレゼントキャンペーンのタペストリー」の送付を求め、甲がこれを承諾して乙の指定する乙の社屋に送付したことを受け、甲が上記ア記載の事実につき承諾しているものと認識したが、甲にそのような承諾の意思はなかった。
これはRTキャンペーンの時にタペストリー製作の許諾を得ていたはずがクラウドファンディングの返礼品の時にタペストリー製作の許諾を得られなかった、と言いたいのでしょうが、そもそもRTキャンペーンとクラウドファンディングの返礼品は別物ですしRTキャンペーンの品であれば既にお送りしています。それをさも「ポルリンが許諾してくれなかった」というように書いています。


事実と異なる点4:同年6月22日、上記ア記載のタペストリーを作成するためのデータの送付を甲に求めたところ、同年7月1日、甲は、これを拒否する内容を含む返信を行った。乙は、甲の当該返信を受け、同月2日、「タペストリーの件でございますが、事前にご連絡出来ておらずお詫び申し上げます。弊社の方で制作し、支援者様にお送りさせていただきます。」との返信を行ったが、甲からは、同年9月7日まで連絡はなかった。

これはソラジマがポルリンに対しタペストリーのデータを求めたが断られた。
と主張していますが、そのような事実はありません。

こちらは実際にやりとりを見た方がわかりやすいと思います。

2020/6/22ソラジマスタッフから突然届いたメッセージです。前振りなどはありません。

それに対するポルリンの返答です↓

この返答内容で「甲は、これを拒否する内容を含む返信を行った」とされています。
その時のソラジマ側の返信がこちらです。

ポルリンの質問には何も回答しておらず、これについての返信が無かったから皿、Tシャツ、マグカップ、DVDレーベルおよびジャケット表紙につき、甲の許諾を得ることなく、同様の委託を行った。とのことです。

事実と異なる点5:ポルリンがデータの送付を断ったとありますが、
断っておらずデータは既に送信済み
RTキャンペーンの時に許諾していると主張されるのであれば、その時にタペストリーのデータは既に送っております。今もDL出来ますので確認はいつでも可能です。


このように内容証明においても事実と異なる点を主張されることに疲れ果て
わたくしはここで和解をしない旨と、
今後ソラジマがポルリンに対して何かアクションを起こす場合は
全て公表しながら行うともお伝えしました。

更にはわたくしの病状もこのやりとりをする中で悪化していきました。
外部との仕事も出来なくなり、貯金を切り崩しながら弁護士費用を払って誠実にやりとりをしておりました。個人で半年、弁護士さんを通して約一年。しかしあちらが弁護士さんを用意したのは一年後、
わたくしが告発マンガを投稿して5か月後にようやくです。


結局最後まで動画更新の終了とリターンが適切に行わなかったことの説明文がサイト上にのることはありませんでしたので、こちらで真実を公表する運びとなりました。

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